
インタビュー
企業の成長を支援し、信頼関係を築く採用のプロへ。
- 人材紹介事業
- ビジネス
野口 栞NOGUCHI SHIORI
リクルーティングアドバイザー
- 入社年
- 2023年入社
- 前職の経歴
- 金融業界 法人営業
- 出身学部・学科・専攻
- 経営学部 経営学科
Q1. 入社した理由、決め手についてお聞かせください
1番の理由は、「人が活きる、人を活かす。」というミッションに共感したからです。前職は金融機関で法人営業をしていたのですが、さまざまな企業の財務状況に触れる中で、従業員に投資している企業は業績が伸びる傾向があり、逆に従業員への投資が不十分な企業は業績が伸び悩んでいることに気づきました。
この経験を経て「ヒトの重要性」を痛感し、人材を最適化・再配置し、パフォーマンスを最大化する仕事で企業や社会に貢献したいと考えるようになりました。個人的には、日本企業の停滞はこのような「ヒトの重要性を軽視する風潮」にあるのかも?とも感じています。
転職活動でさまざまな企業に触れる中、当時抱いていた「ヒトのパフォーマンスを最大化して企業・社会に貢献する」という思いとマッチしたのが、当社でした。「十分にパフォーマンスを発揮できていない人材が社会にはたくさんいる」という課題感を持っていた私には大変響きましたし、「ここなら私の思いを実現できる」と感じたのを覚えています。
また、これからの時代、ビジネスシーンで長く活躍するためには、どこに行っても通用するビジネススキルが不可欠です。アクシスコンサルティングの「裁量を持って主体的に動ける環境」「さまざまなチャレンジが推奨される社風」なども魅力に感じ、入社の後押しとなりました。
Q2. 入社前と入社後に感じたギャップなど意外なところを教えてください
1つめは、クライアントに向き合う姿勢です。「クライアントファースト」という考えが浸透しており、クライアントの利益に徹底的に向き合っている従業員が多いと感じました。前職では、金融機関特有の利害関係が絡み、クライアントの利益よりも自社の利益を優先する風潮があったので、良い意味でのギャップを感じました。
特に印象的だったのは、どんなささいなやりとりにも「その言動・行動は、本当に顧客利益の最大化につながっているか?」といった観点で先輩方から意見をいただけること。すべての判断基準が「顧客利益の最大化」なので、私自身も自然にこのマインドを身につけられてきたと感じています。まだまだ不十分ですが、今後もこの軸はぶれさせずにクライアントに向き合っていきたいです。
2つめは、会社や上司の意見が絶対だった前職に対して、意見が言いやすかったり、自身で考えて動けたりする風通しの良さです。「クライアントファースト」がベースにあればどんな意見でも聞いていただけますし、業務面でも裁量を持って主体的に取り組むことが推奨されます。多様な考え方を尊重する文化のもと、従業員同士の適度な距離感や主体性が評価される環境は非常に新鮮でした。
また、ワークライフバランスという面でも、成果が出ていればリモートワークを活用しながら柔軟に働けます。前職では、出社日や出勤時間、リモート可否も会社側からの指示で厳密に決まっていたので、その点も驚きました。

Q3. ご自身が担当されている現在の仕事内容についてお教えください
RA(リクルーティングアドバイザー)として、コンサルティングファームの採用支援を行っています。現在は日系コンサルティングファームからベンチャーファームまで幅広く担当しています。
業務内容は多岐にわたるのですが、「クライアントへのヒアリング通して採用ニーズを把握する」「社内のCA(キャリアアドバイザー)と連携して求職者の情報を集める」「選考が進んでいる求職者の情報(他社情報、求める条件、訴求すべきポイントなど)をクライアントに伝える」などがあります。
元のビジネス状況や会社の方針、採用の課題等をヒアリングし、今必要な採用施策を幅広く提案しています。状況によっては中途採用以外の提案をすることもあります。採用を起点に、企業様の課題解決や成長支援を幅広く行うのが私たちの仕事です。
Q4. 仕事のやりがい、最も印象エピソードなどがあれば教えてください
マッチングがうまくいき、クライアントから喜びの声をいただけるのが1番のやりがいです。採用は非常に大きな経営課題ですし、クライアントが日々全力で向き合っているのを採用パートナーとして見ているので、「求めていた人材を採用できた」と喜んでいただけると私もうれしくなります。
優秀な人材は引く手あまたですので、マッチングを実現するのは容易ではありません。そのため、何度経験しても、紹介した方の入社が決まったときはほっとしますし、「その方が活躍されている」「事業課題が解決された」などの報告をいただいたときは、自分事のように喜んでしまいます。
やりがいのひとつです。メインの窓口は人事担当者なのですが、信頼を得られてくると「他部門のトップや社長とも会ってください」など、ありがたいご提案をいただけることもあります。短期的な利益だけでなく、長期的にクライアントに貢献したいと考えているので、このようなご提案をいただけたときは達成感がありますね。
Q5. 仕事の大まかな一日の流れをお聞かせください
09:30
出社
10:00
事務作業(メール確認・ミーティング準備)
10:30
クライアントとのミーティング
12:00
昼食
13:00
社内会議
15:00
クライアントとのMTG
16:00
企業対応
18:00
レポート作成・翌営業日の準備
19:30
退社

Q6. あなたのマイパーパスや仕事をする上で大切にしている「軸=AXIS」を教えてください
「長期的な信頼関係>目先の利益」という考え方を大切にしています。これまで一貫して法人営業に従事してきたので、前提として数字(目標)へのコミットが重要なことは理解しています。特に、人材業界の法人営業としては、ひとりでも多くの求職者を紹介し、入社につなげることがクライアントからの大きな期待値なので、目先の成果にこだわることは非常に大切です。
ただ、私たちが目指しているのは目先の利益ではなく、採用を通したクライアントの経営・事業課題の解決です。このような課題を解決するためには、問題の原因を根底から把握し、それに適した解決策を提示しなければなりません。そのためには、クライアントとの信頼関係を構築し、長期的な視野で課題解決に取り組むことが重要です。
また、信頼関係を築くときに大切にしているのが、ちょっとした依頼ややりとりといった細部にこだわること。クライアントからの信頼を得るには時間がかかる一方、「このくらいでいいか」「返信は後にしよう」など、仕事が雑になったり小さな約束を破ったりすると、あっという間に信頼関係が壊れてしまいます。一度得た信頼を失ってしまわないように、どんなささいな業務にもていねいに対応することを心がけています。

Q7. 入社後、成長を感じたことや変化したと思うことは何ですか?
入社から1年たち、行動した後にチェックし、必要に応じて改善した上で再度行動するといった、「PDCAを回す力」が身についてきたと感じています。
前職では、上司からの指示をその通りにこなす中で、「何のために取り組んでいるのか?」「これは誰のための仕事なのか?」など、働くことに迷いが生じ、モチベーションも低下していました。そのため、入社直後はクライアントファーストの理解も不十分でしたし、主体的にPDCAを回す力もありませんでした。
アクシスコンサルティングに入社し、クライアントへの価値提供を最優先に考えるようになったことで、「現時点の本質的な課題は何か?」「そのために私は何をすべきか?」を徹底的に考え、スピード感を持って行動する癖がついてきたと思います。
まだまだですが、少しずつ力がついてきたと感じているので、今後はこれまで以上に成長スピード早め、クライアントへの貢献度をさらに高めていきたいです。
Q8. 求職者に向けてメッセージをお願いいたします
アクシスコンサルティングには「クライアントファースト」の考え方のもと、自身も成長しながら裁量を持って働ける環境があります。自分から積極的に動かないとあっという間に置いていかれてしまうため、受け身の方には難しいかもしれませんが、「裁量を持って働きたい」「とにかく早くビジネスパーソンとして成長したい」という方にはぴったりな職場です。
また、かつての私のように「自分の意志で動けない」「成長ができない」といったジレンマを抱えている方にもおすすめです。最初は大変なことも多いですが、確実に成長できる環境が整っているので、当社の社風、または理念に少しでも共感できるという方は、ぜひアクシスコンサルティングの門をたたいていただき、一緒に成長しましょう! 失敗を恐れずにぜひ飛び込んできてください。
